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CD Japanese Composer

西村 朗:秘密〜マニの光 西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 10】

¥2,200 (tax included)

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2022/2023シーズンパンフレット

東京交響楽団と音楽監督ジョナサン・ノットとのシーズン9。


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西村 朗:秘密〜マニの光 西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 10】

★「レコード芸術」2007年2月号【特選】

西村 朗の管弦楽作品による宇宙と生命のエネルギーの伝承。

 このCDには2001年から2006年にかけて初演された私の管弦楽曲四作が収録されている。この期間には、他にもいくつか管弦楽曲の初演があり、それらのうち、『室内交響曲 第1番~第3番(2003~2005)』、『二十絃箏協奏曲“樹海”(2002)』、『ピアノ協奏曲“シャーマン”(2004)』などはすでにカメラータ・トウキョウ・レーベルでCD化されており、『クラリネット協奏曲“カヴィラ”(2005)』もCD化の準備がなされている。それら及びこのCDの四作の作曲を含め、90年代末頃から、私は管弦楽曲の創作において、内容とする主題や語法に積極的に展開と変化と多様性を与えるべくつとめてきた。困難ではあるが、自分の今の、可能性のゾーンの中で、なるべく幅広く大胆に、自由に飛翔したいと願ってきた。そのことによってあるいは、次に進むべき道とゾーンが発見できるかも知れないと思いつつ。

 そうした思いの中、内外の優れたオーケストラと指揮者、独奏者、そして各メディアの方々とともに仕事を続けてこられたことをあらためて幸せに感じている。[西村 朗]

 「宇宙」「自然」「人間」。壮大なテーマで、独自の音楽世界を繰り広げる作曲家、西村 朗の管弦楽曲集が完成。昨年リリースされた『室内交響曲集』あるいは『オパール光のソナタ~ピアノ作品集』から約1年半。最新作である「管弦楽のためのファンファーレ」。「ファンファーレ」と言えば、通常、金管楽器のみで編成されるが、西村はオーケストラならではの多彩な音色性や合奏効果を活用すべく意図的に「管弦楽」のためのファンファーレを作曲。その結果、金管のもつ派手さ、華やかさに弦楽器や木管が加わり、さらなる厚みを感じさせる、ダイナミックな作品となっている。「マニの光」というサブ・タイトルが付いているヴァイオリン協奏曲は、マニ(仏教の至宝)から放たれる光をイメージ。マニの光は、宇宙と生命の隠された秘密のエネルギーを伝える、と言われている。また、ハープ協奏曲は、ハープが持つ楽器のイメージ(光や風といったイメージ)を存分に生かした作品。美しく並び立つ弦は風(奏者の指が生みだす)によって鳴り、弦の震えは風を呼び起こす。そして、アジアの伝統音楽、宗教音楽、宮廷音楽などを原素材とする、儀式的な性格を持つオーケストラ曲、「東アジア幻想曲」。この作品は、ラマ教の長大なホルンの響きを原イメージとする「大地」への讃、神道の石笛、天界の霊域への讃、宇宙的母胎から創出される生命エネルギーへの讃、といった偉大なる宇宙への讃が表現されている。

西村 朗作品:
1、ヴァイオリン協奏曲 第2番〈秘密~マニの光〉(2001)
2、ハープ協奏曲〈風媒〉(2004)
3、東アジア幻想曲(2000)
4、管弦楽のためのファンファーレ(2006)


ヴァイオリン:梅津美葉
指揮:井上道義
管弦楽:
東京交響楽団


ハープ:篠崎史子
指揮:本名徹次
管弦楽:いずみシンフォニエッタ大阪


指揮:前田二生
管弦楽:スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団


指揮:飯森範親
管弦楽:スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団

録音:2001年10月/スロヴァキア ほか